ボートダイビングならではの注意点としては、いくつかありますが、エントリーとエキジット時にトラブル発生することが多いので、要注意です。
さて、今回は修理の現場で実際にあったトラブル事例です。
バックロールエントリー時にオクトパスを船に引っ掛けて、ホースがカシメ部からが抜けるという私も初見の事例。
エントリー直後なのですぐに対処し、大きなトラブルにはならなかったようですが、びっくりされたと思います。
NDSのカシメとゴムホースはかなり頑丈なので、ここが破損するとは相当な負荷だったと思われます。
もちろん修理についてはホース交換すれば問題ありませんが、周囲にも迷惑をかけてしまうので、オクトパスやゲージは、必ずBCのフックにつけて、さらにエントリー時にはお腹にまとめて入りましょう。
あとこれとは別の話ですが、もう1点大事なことは「水面での浮力確保」です。
ダイビングが終了し、水面に浮上したときに、充分な浮力確保をしているダイバーって意外と少ないです。
ここでいう「充分な浮力確保」というのは、両フィンを外した状態でハシゴから手を放しても余裕で身体が浮いている状態です。
水面付近って、深場よりもめちゃくちゃ事故が多い要注意ポイントです。
見本となることを意識している優秀なインストラクターやガイド、そしてベテランダイバーは、必ず水面での浮力確保と呼吸源の確保をやっていますね。
これが上手なダイバーの証です。
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